たぬき速報~北海道の図書館から発射する愛の波動砲~

北海道の片隅の図書館で働いてます。ぽんぽこ♪さっぽろ♪ぽんぽこーさっぽろ♪

背中を温めると元気になる

・今日のカレントアウェアネス

目立つ記事はなかった。こういう日もあるんだなあ

 

・お座敷図書館見学

本の森・厚岸情報館』を見学。

https://lib.town.akkeshi.hokkaido.jp/lib-info/events/

ここの図書館も上映会を頻繁に実施している。『グレイテスト・ショーマン』とか『しなぷしゅ』とか、有名どころが多いな。

上映会は定例イベントとして優秀なのかな?ソフトとハードを揃えれば実施する事自体は簡単だし、「図書館は毎週なんかやってる」ってイメージ付けにぴったりかもしれん。

この図書館で特に気になったのは、

『中学三年生の仲間で、不登校について考える映画上映会を開催します。「今日も明日も負け犬。」』…だ。

https://lib.town.akkeshi.hokkaido.jp/news/1910/

中学生有志がイベントを開催している!どんな形で集まったのかは分からないけれど、立派だ。

 

・今日読んだ本

青空文庫にて『食道楽 春の巻』を読む。

めちゃめちゃ楽しい作品なんだが、なにぶん文体が古いので読むのに時間が掛かる!学生の頃から挑戦しては途中で挫折してきた。今回はどこまで読めるかな?

 

作中に登場する料理の中で、特に『南京豆のお汁粉』がすげえ美味しそうだなと思う。すりつぶした南京豆(ピーナッツ)に牛乳やらコンデンスミルクやらを混ぜ、甘く仕上げるお汁粉らしい。

色々調べてみると、どうも台湾スイーツである『花生湯(ホアセンタン)』というものがよく似ている。見た目からして美味しそう!

『タピオカに続く?香り豊かな台湾スイーツ「ピーナッツしるこ」を作ってみよう』

https://mainichi.jp/articles/20191027/ckp/00m/100/005000c

甘味系を紹介する本だと『古典がおいしい!平安時代のスイーツ』が好きだ。

http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/1176.html

タイトルそのまんま、平安時代に好まれていたスイーツが紹介されている。その中でも特に、練った小麦粉(なのか?粉っぽい奴)を油で揚げてドーナツっぽくした奴が美味しそう。

いまも昔も、砂糖と油分を混ぜて食えれば人生幸せなんだ。100年前でも1000年前でも変わらないんだなあ。

昔の食事に関する展示も面白そうだ。今後のネタとしよう。